
今回はライブやコンサート、イベントなどの舞台などで広く使用されている、照明器具の制御を行うための通信規格である DMX を使って、ムービングヘッドなどを制御する実習です!
機材量が限られているのもあって、まずぼくが実演して、みなさんにも触っていただく時間にしたいと思います!
DMX について
DMX512 は1本のケーブルで512チャンネル のデジタル信号を送受信することができ、1chあたり256段階の制御ができます。DMX に対応した1台の照明器具を制御するには通常複数のチャンネルが必要になりますが、器具によって異なります。
DMX の概要 | Unreal Engine ドキュメント にかなり詳細にまとまっていたのでこちらを見ながら少しお話します。
DMX ケーブル
画像は サヌキテックネット
より。
XLRコネクター(キャノンコネクター)の3ピンタイプがよく使われています。
DMX インターフェイス
画像は ENTTEC
より。
USB ケーブルで PC と接続、及び DMX ケーブルで照明機器とつなぐだけでソフトウェアから通信することができます。
今回は Betopper の LM70S を使用します。製品マニュアル を見ながらどのチャンネルで何が制御できるか見てみましょう。
本講義で使用するのは4ページ目にある14チャンネルモードです。 PAN, TILTには8bitより細かく制御ができる16bitモード(Pan Fine、Tilt Fine)がありますが、今回は使用しません。

TouchDesigner で DMX を使う
TouchDesigner 上で DMX を使って照明器具を制御するには DMX Out CHOP を使用するのですが、今回用に tox ファイル(コンポーネント)を用意して頂いたので、これをネットワークに配置します。 各チャンネルごとにスライダーが用意されていますので、まずはマニュアルを見ながらスライダーを動かしてみてください。
だいたいどのチャンネルが何を動かしているかが分かったら、今度は左側に10個ある input のそれぞれに CHOP をつないでみてください。ここにつなぐ CHOP は 1ch のみ、0-1までの値を取るものにします。コンポーネントの中で0-1を0-255に変換しています。

これとほぼ一緒です!
その他参考

Avolites という会社の製品がライブハウス等では多いみたいです。ぼくの同僚でライブの照明のお仕事を多数やられている方も使っています。

grandMA も人気の照明システムです。
本日の課題:いままで勉強したことを使ってムービングヘッドを制御してみてください
グループで色々試してみてください。できたものを動画に撮って Teams に アップしてください。
例
LFO CHOPを使って回転させ続ける- MIDI コントローラーから制御する
- 音の大きさに反応する
- 作成したムービーから色を読み込んで照明器具の色に反映させる